その神経がわからん!その4
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1416485602/
719: 名無しさん@おーぷん 2014/12/16(火)21:29:18 ID:jhJ
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719: 名無しさん@おーぷん 2014/12/16(火)21:29:18 ID:jhJ
誰もいなさそうなので、こっそり投下。
スレチだったらすみません。
また、障害者や性の話が含まれるので、
苦手な方はスルーして下さい。
スレチだったらすみません。
また、障害者や性の話が含まれるので、
苦手な方はスルーして下さい。
未だに忘れられないし、友達と集まると必ず話題に上がる話。
10年程前、私は某福祉大に入学した。
当時は結構人気の大学で、熱意を持って入ってくる子が多かった。
大人数のボランティアサークルがいくつもあったし、
みんな掛け持ちをして、高齢者、児童、障害者(児)の
ボランティアに積極的。
例えば、ドレッドヘアに帽子を被り、
ダブダブの服を着てガラスの前で踊っている兄ちゃんが、
手話を勉強して手話だけで会話をしながら構内を歩いていたし、
ギャル系の子もジャージを着て、長い茶髪をまとめて
ボランティアに行くとかね。
障害を持った学生も多くて、聴覚、視覚、身体障害の人がいた。
友人の誰かが一緒にいる事が多かったけれど、
一人でいても気付けば誰かが自然と手を貸し、
それが当たり前の学校だった。
同時に入学してきた中にも、全盲の人(以下L)がいて、
Lにはいつもお母さん(以下L母)が付き添っていた。
L母は講義中の黒板や、掲示板に貼ってある掲示物を
読んだり、買い物を手伝ったりしていたから、
Lの手伝いをする学生はいない。
控え目で大人しそうなL母に対し、
L君は煩わしそうに強く当たっていたのを、
周囲は「そりゃこの年にもなればそうだよね」と
思いつつ眺めていた。
入学してしばらく経つとL母は見なくなった。
10年程前、私は某福祉大に入学した。
当時は結構人気の大学で、熱意を持って入ってくる子が多かった。
大人数のボランティアサークルがいくつもあったし、
みんな掛け持ちをして、高齢者、児童、障害者(児)の
ボランティアに積極的。
例えば、ドレッドヘアに帽子を被り、
ダブダブの服を着てガラスの前で踊っている兄ちゃんが、
手話を勉強して手話だけで会話をしながら構内を歩いていたし、
ギャル系の子もジャージを着て、長い茶髪をまとめて
ボランティアに行くとかね。
障害を持った学生も多くて、聴覚、視覚、身体障害の人がいた。
友人の誰かが一緒にいる事が多かったけれど、
一人でいても気付けば誰かが自然と手を貸し、
それが当たり前の学校だった。
同時に入学してきた中にも、全盲の人(以下L)がいて、
Lにはいつもお母さん(以下L母)が付き添っていた。
L母は講義中の黒板や、掲示板に貼ってある掲示物を
読んだり、買い物を手伝ったりしていたから、
Lの手伝いをする学生はいない。
控え目で大人しそうなL母に対し、
L君は煩わしそうに強く当たっていたのを、
周囲は「そりゃこの年にもなればそうだよね」と
思いつつ眺めていた。
入学してしばらく経つとL母は見なくなった。
720: 名無しさん@おーぷん 2014/12/16(火)21:29:58 ID:jhJ
ある時、講義前の教室でLが近くに座る女子達に声をかけて、
グループに混ぜて貰っているのを見かけた。
隣の女の子が身体を傾けている姿を見て、
「目の見えないLにとって、この教室
(机と椅子が繋がっているタイプ)は不便だよなー」
と思って眺めていたけど、後に間違いだった事に気付くw
いつもの様に友達数人で席(机と椅子が繋がっている)
についていたら、Lが来た。
L「すみません、隣に座ってもいいですか?」
友人A(以下A)「いいですよ、どうぞ」
L「ありがとう、初めて聞く声だ。初めまして、僕は仮本Lだよ。
ねぇ、君はなんて名前なの?」
A「仮籐A子だよ」
L「A子ちゃんっていうんだ、良い名前だね
(と言いながら、顔をぐっと近付けるので、Aがちょっと後ずさる)」
A「ありがとう」
L「A子ちゃん、いい匂いがするね(ニコニコ)」
A「あ、え、ありがとう?」
L「ふふふふふ・・・(ニコニコ)」
Aは戸惑いながら黒板に書かれている事をLに
伝えていたけど、事ある毎にAが顔を近付けてくるというか、
かなりの近距離(そのままキスされるんじゃってくらい)で
覗き込んでくるし、身体ごとすり寄ってくるので、かなり戸惑っていた。
座席の形状云々の問題じゃなくて、もう完全にわざと・・・。
別の講義では、教室に一人で座るLに男子達が何やら
話しかけていたのを見かけた。
多分「黒板読もうか?」とか、そんな内容だったろうと思う。
少しやり取りして男子達が何だか微妙な顔をして
去って行った後、Lが席を立ち、教室内をウロウロ。
集団に近寄っては去り、また別の集団に近寄って去り・・・
を何度も繰り返していたから、何をやっているんだろう?
と思って眺めていて気付いたんだ。
Lは声を頼りに人に近付き、男子グループだと判断すると去り、
女子グループだとわかると声をかけて隣に座る。
そしてニコニコ笑いながら顔をグイグイ近付けて、
相手が引いたとわかると更に近寄る。
この行動は他の講義でも同様で、見かねた男子陣が
Lに積極的に声を掛けてサポートを申し出る様になったんだけど、
もちろんLは断ってウロウロ→女子に声を掛ける事を繰り返す。
この頃はまだ周囲の反応は
「出会いがなくて、少しでも女の子と接点を
持ちたいのだろうけれど、ちょっとやり方がね~」
という程度で、仕方ないかって感じだったけど、
Lはどんどんエスカレートしていく。
グループに混ぜて貰っているのを見かけた。
隣の女の子が身体を傾けている姿を見て、
「目の見えないLにとって、この教室
(机と椅子が繋がっているタイプ)は不便だよなー」
と思って眺めていたけど、後に間違いだった事に気付くw
いつもの様に友達数人で席(机と椅子が繋がっている)
についていたら、Lが来た。
L「すみません、隣に座ってもいいですか?」
友人A(以下A)「いいですよ、どうぞ」
L「ありがとう、初めて聞く声だ。初めまして、僕は仮本Lだよ。
ねぇ、君はなんて名前なの?」
A「仮籐A子だよ」
L「A子ちゃんっていうんだ、良い名前だね
(と言いながら、顔をぐっと近付けるので、Aがちょっと後ずさる)」
A「ありがとう」
L「A子ちゃん、いい匂いがするね(ニコニコ)」
A「あ、え、ありがとう?」
L「ふふふふふ・・・(ニコニコ)」
Aは戸惑いながら黒板に書かれている事をLに
伝えていたけど、事ある毎にAが顔を近付けてくるというか、
かなりの近距離(そのままキスされるんじゃってくらい)で
覗き込んでくるし、身体ごとすり寄ってくるので、かなり戸惑っていた。
座席の形状云々の問題じゃなくて、もう完全にわざと・・・。
別の講義では、教室に一人で座るLに男子達が何やら
話しかけていたのを見かけた。
多分「黒板読もうか?」とか、そんな内容だったろうと思う。
少しやり取りして男子達が何だか微妙な顔をして
去って行った後、Lが席を立ち、教室内をウロウロ。
集団に近寄っては去り、また別の集団に近寄って去り・・・
を何度も繰り返していたから、何をやっているんだろう?
と思って眺めていて気付いたんだ。
Lは声を頼りに人に近付き、男子グループだと判断すると去り、
女子グループだとわかると声をかけて隣に座る。
そしてニコニコ笑いながら顔をグイグイ近付けて、
相手が引いたとわかると更に近寄る。
この行動は他の講義でも同様で、見かねた男子陣が
Lに積極的に声を掛けてサポートを申し出る様になったんだけど、
もちろんLは断ってウロウロ→女子に声を掛ける事を繰り返す。
この頃はまだ周囲の反応は
「出会いがなくて、少しでも女の子と接点を
持ちたいのだろうけれど、ちょっとやり方がね~」
という程度で、仕方ないかって感じだったけど、
Lはどんどんエスカレートしていく。
721: 名無しさん@おーぷん 2014/12/16(火)21:30:54 ID:jhJ
放課後、A含む友達数人とロビーでお喋りをしていたら、
Lが近付いてきた。
L「A子ちゃんがいるのかな?」
A「・・・いるけど、どうかした?」
L「バス停に行きたいから、連れて行って欲しいんだ
(Lはバス通学で、バス停は大学から徒歩3分もかからない)」
この時Aが微妙な顔をしていたので、私は間に入った。
私「Aはちょっとやる事があるから、私が付き添うよ」
L「あぁ、ありがとう。僕は君の名前はなんていうの?」
私「仮山S子だよ」
L「S子ちゃんだね、僕は仮本Lです。宜しくね(ニコニコ)」
私「じゃあちょっと行ってくるね、仮本くん行こう」
L「うん、A子ちゃんまたね(ニコニコしながら私の肩に手を置いて歩き出す)」
―校舎を出てみんなと別れる―
L「僕ね、母親がずっと付き添ってたんだ」
私「うん」
L「でも鬱陶しくてさ、もう来ない様に言ったんだよ」
私「そうなんだね(まぁこの年になって親が付きっきりは嫌だよね)」
L「もう大学生になったしね。
オシャレとかもしたいと思っていて、色々考えているんだよ
(L君はジャージ上下を着た山下清みたいな感じ)」
私「もう夏も近いし、新しい夏服を買ったらどう?」
L「それでね、最近はコンド○ムを集めていて」
私「・・・?(゚Д゚)」
L「メーカーが沢山あるから、色々買って使ってみてるんだ。ふふふっ」
私「・・・・・」
L「一人でするから、上手く着けるのが大変で」
私「・・・あのさ、そういうのはセクハラだから。
女性に対して話さない方がいいと思う。じゃあ気を付けてね」
ちょうどバス停に着いたので、
私は話を切り上げてさっさと学校に戻った。
ロビーに入って椅子に座ったら、ガラスの向こう側に
校門からこっちに向かってくるLの姿。
構内には全て点字ブロックがあるから、
Lは迷う事なく校舎に辿り着き、ロビーに入ってきた。
忘れ物かな?と思ってみていると、
今度は別の女子グループに「バス停まで(ry」と
声をかけて送って貰っているw
そしてまた戻って来て他のグループに声をかけだした・・・。
もうロビーにいた人達はドン引きで、声をかけられた人は
断りつつその場を立ち去り、私達もすぐに移動。
Lが近付いてきた。
L「A子ちゃんがいるのかな?」
A「・・・いるけど、どうかした?」
L「バス停に行きたいから、連れて行って欲しいんだ
(Lはバス通学で、バス停は大学から徒歩3分もかからない)」
この時Aが微妙な顔をしていたので、私は間に入った。
私「Aはちょっとやる事があるから、私が付き添うよ」
L「あぁ、ありがとう。僕は君の名前はなんていうの?」
私「仮山S子だよ」
L「S子ちゃんだね、僕は仮本Lです。宜しくね(ニコニコ)」
私「じゃあちょっと行ってくるね、仮本くん行こう」
L「うん、A子ちゃんまたね(ニコニコしながら私の肩に手を置いて歩き出す)」
―校舎を出てみんなと別れる―
L「僕ね、母親がずっと付き添ってたんだ」
私「うん」
L「でも鬱陶しくてさ、もう来ない様に言ったんだよ」
私「そうなんだね(まぁこの年になって親が付きっきりは嫌だよね)」
L「もう大学生になったしね。
オシャレとかもしたいと思っていて、色々考えているんだよ
(L君はジャージ上下を着た山下清みたいな感じ)」
私「もう夏も近いし、新しい夏服を買ったらどう?」
L「それでね、最近はコンド○ムを集めていて」
私「・・・?(゚Д゚)」
L「メーカーが沢山あるから、色々買って使ってみてるんだ。ふふふっ」
私「・・・・・」
L「一人でするから、上手く着けるのが大変で」
私「・・・あのさ、そういうのはセクハラだから。
女性に対して話さない方がいいと思う。じゃあ気を付けてね」
ちょうどバス停に着いたので、
私は話を切り上げてさっさと学校に戻った。
ロビーに入って椅子に座ったら、ガラスの向こう側に
校門からこっちに向かってくるLの姿。
構内には全て点字ブロックがあるから、
Lは迷う事なく校舎に辿り着き、ロビーに入ってきた。
忘れ物かな?と思ってみていると、
今度は別の女子グループに「バス停まで(ry」と
声をかけて送って貰っているw
そしてまた戻って来て他のグループに声をかけだした・・・。
もうロビーにいた人達はドン引きで、声をかけられた人は
断りつつその場を立ち去り、私達もすぐに移動。
722: 名無しさん@おーぷん 2014/12/16(火)21:32:44 ID:jhJ
ゴムがどうのの話は、私が聞く前から他の人にも
言っていたようで、有名な話だったらしい。
ただ内容が内容なので、あまり表立って話される事がなく、
私は自分が聞かされるまで知らなかった。
大学の障害支援課(障害を持つ学生をサポートする課)
にはかなり苦情が入り、大学側からLに注意したり、
黒板を読むサポートを申し出たりしたそうだけれども、
改善される事はなく皆LからFO。
Lは避けられながら4年間過ごしていたけれど、
その間も全く懲りずに女の子に話しかけ続けていた。
Lの行動は周囲に嫌な思いをさせるだけでなく、
同じ視覚障害を持つ学生を「Lと同じに思われそうで本当に嫌だ」
と悩ませていて、本当に気の毒だったな。
異性と話がしたい、触れ合いたい、
恋人が欲しいっていうのは、当たり前の感情だと思う。
どうしてLはこんな表現の仕方しかできなくなってしまったのだろうね。
長くなってしまった、スレ消費してすみませんでしたorz
言っていたようで、有名な話だったらしい。
ただ内容が内容なので、あまり表立って話される事がなく、
私は自分が聞かされるまで知らなかった。
大学の障害支援課(障害を持つ学生をサポートする課)
にはかなり苦情が入り、大学側からLに注意したり、
黒板を読むサポートを申し出たりしたそうだけれども、
改善される事はなく皆LからFO。
Lは避けられながら4年間過ごしていたけれど、
その間も全く懲りずに女の子に話しかけ続けていた。
Lの行動は周囲に嫌な思いをさせるだけでなく、
同じ視覚障害を持つ学生を「Lと同じに思われそうで本当に嫌だ」
と悩ませていて、本当に気の毒だったな。
異性と話がしたい、触れ合いたい、
恋人が欲しいっていうのは、当たり前の感情だと思う。
どうしてLはこんな表現の仕方しかできなくなってしまったのだろうね。
長くなってしまった、スレ消費してすみませんでしたorz
723: 名無しさん@おーぷん 2014/12/17(水)00:12:44 ID:2Z8
長いわ
724: 名無しさん@おーぷん 2014/12/17(水)01:04:48 ID:7tn
難しい話だなぁ…
同じ視覚障害者の方々が気の毒ってのは本当に同意だわ
同じ視覚障害者の方々が気の毒ってのは本当に同意だわ
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