「歩きながら×××やめなさい！(完全には聞き取れなかった)」
と無理矢理支援機器を取り上げられた。
支援機器を外しても完全に耳が聞こえなくなるわけじゃないけど
音が反響するようになるから会話は出来なくなる。
車のクラクションとかは分かるけど言葉は判別出来ないような感じ。

支援機器を取り上げたあとも女は何か怒鳴っている様子だったけど
何を言ってるかは分からなかった。
ちょっと近所に買い物しに行くつもりだったからスマホもペンもなく
こっちもあたふたしてたら(支援機器ないと不安で喋るのが困難になる)
突然顔が熱くなって地面に倒れこんでしまった。女が平手打ちしてた。
支援機器も地面に叩きつけられていた。

その女は周りの人たちに取り押さえられて警察沙汰になったんだけど
交番で自分が聴覚障害者であることを言ったら「嘘吐くな！」と怒鳴ってきた。
駆けつけてきた家族が持ってきてくれた障害者手帳や診断書を見せたら女は目を見開いて
「そんなこと知らなかった！」と泣き始めた。

ヘッドホンしながら歩いてるマナー知らずの小娘を見てかっとなってやった、
と女は自供してた。
仮にそうだったとしてもいきなり殴るのはありえないし
被害者面してた女にもむかついたから治療費に加えて、
支援機器も請求した(少し破損していたので)

支援機器の代金は自費。
健常者が買う場合補助金が効かないからとんでもない値段になる。
「支援機器の代金」じゃなくて「支援機器そのもの」を請求したから
女はとんでもない額を払わないといけなくなるけどまあ自業自得ですよね。

もしかして、わかってやってた可能性は無い？
私はヘルパーで、障害福祉サービスのほうもやってるんだけど
若い聴覚障碍者さんが街中で「マナー違反！」と因縁付けられて
補聴器奪い取られたって言ってたことがある
離れた所に居た連れの人が、慌てて来て説明したら
「イヤホンと間違えた」と言い訳して返してきたけど
補聴器取られてオロオロと慌てて必死で説明しようとする自分をニヤニヤ笑って見てたから、
絶対分かってやったんだと思うと言ってた