ある程度の金額が手に入ったのと「やかましい親がいなくなったことだし」と言って
昼はほぼ二郎の大盛り、夜もたいがい飲み歩くようになった。
たぶんそれが理由で去年は「脂肪肝の兆しあり」だったのが
今年は「肝硬変になりかかってます」に悪化した。
確かに肌や目の色がだいぶ黄色くなっているし、
近くにいると正直甘ったるい尿の臭いもしていた。
会社からもちゃんと病院に行くよう言われたのに
同僚は「私は健康です！」と突っぱねた。
しかし、仕事中でもぼーっとしていたり
頻繁に休憩と称してキャラメルラテがぶ飲みしていたり
夏も近い時期だったのに冷え症が悪化したりで
明らかに健康ではなくなっていた。
改めて上司から
「ちゃんとした検査を受けてきなさい」と言われた同僚は、
女子トイレの前に陣取って
誰かが入ろうとすると「アンタ糖尿だから医者に行きなさい！」
「怖いなら一緒に行ってやるから！」と恫喝するようになった。
同僚曰く「頻繁にトイレに入るのは糖尿病の症状」
「一人で医者に行きたくないなら、仕方ないから一緒に行ってやる」との主張。
『周りに病人が多いから、健康な私が引率して病院に行く』
という形式がほしかったらしい。
ついに社長から「バカなことやってないで医者に行け！」と叱り飛ばされた同僚は
労基にパワハラだモラハラだと訴えたらしいが
顔色を見た労基の職員さんからも通院を勧められたらしい。
それでも同僚は「もうこんな会社にはいられない」と吐き捨てて６月いっぱいで退職した。

本日「どうしてもっと早く通院するよう言わなかったんですか！」と
もと同僚の母親からクレームが来た。
透析を念頭にした治療を受けるハメになったらしい。
娘が娘なら母親も母親だよ。

その同僚は肝臓に続いて腎臓も悪くなったということか
これでは助かるのは相当難しいのでは？

頭も悪いしね